naoiyoshinobuの日記

直井慶喜の初ブログ日記

世界の介護事情 直井慶喜

こんにちは、直井慶喜です。

高齢社会へと加速している日本ですが、

そこで問題となっているのが、

介護の問題ではないでしょうか。

介護職員は今後需要がどんどん増えていくにもかかわらず、

雇用形態の面で大きな課題があるのではと無知ながら思います。

では、世界の介護事情はどのようになっているのでしょうか。

調べてみました。

フランスの介護事情

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フランスと言えば、先進国のなかでも少子化対策がうまくいき、出生率が上昇している国。結婚かそうでないか、という2択しかない日本と違い、ただのカップルでも法律で認められていたり、結婚よりもカジュアルな関係である「PACS」という選択肢もあって、結婚していないカップルが子供を持つことにもとてもオープンです。そんなこともあってフランスの高齢化はとてもゆるやかに進行しています。

フランスの高齢者介護保障システムで、筆者がおもしろいと感じたのは、自分の配偶者、内縁者以外の家族を介護者として雇用することができるということ。自分が要介護状態になったとき、条件を満たした家族を介護サービスを提供してくれる人として届け出れば、国の介護保障システムから金銭給付を受けることができるのです。

日本では、在宅介護というと家族が無償でお世話をするのが普通のことになっていますが、がんばった分の対価がもらえたら助かりますよね。このシステムは在宅介護する人の生活の不安やモチベーションのことなど、さまざまな問題解決のヒントになりそうです。

スウェーデンの介護事情

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スウェーデンといえば、手厚い福祉制度と、それを支える税金の高さが有名です。

消費税でいうと、日本が今8%に対し、スウェーデンは25%!それでも義務教育から大学院までほとんど学費がかからなかったり、医療費が18歳まで無料だったりと、日本の常識からすると夢のような話をよく聞きます。では介護についてはどうなのでしょうか?

スウェーデンの介護事情で筆者がすごいなと思ったのは、介護スタッフの働き方です。

この国では働く人の一般的な権利として、有給休暇はもちろん、6月〜8月の間に1ヶ月まとめてとるバカンスがあり、介護スタッフもきちんとこれをとります。正規職員が休暇やバカンスをとると、その間は研修を受けた学生などの代理スタッフが動員されるシステムです。

日本では介護職の不満として上位に挙げられることが多い、「休みにくさ」の問題。介護サービスの質の高さという点では、正規スタッフが連続してケアするのが一番なのでしょうが、しっかりと休んでこそ、質の高い仕事ができるというのも本当のこと。日本にも介護職の長期休暇などに対応するシステムがあればと思います。

台湾・シンガポールの介護事情

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台湾やシンガポールは、アジアのなかでも経済的発展が進んでいる地域です。そんなところの介護はどうなっているのでしょうか?

この2つの地域の介護事情で特徴的なことは、外国人労働力の多さです。

台湾では労働力不足を認められた分野で、外国人労働者を受け入れています。介護の分野でもたくさんの外国人が働いていて、「外籍看護工」と呼ばれています。公的な介護サービスを受けるよりも費用が安く、自分で外籍看護工を雇ってお世話をしてもらっている人の方が圧倒的に多いのだそうです。

またシンガポールも、外国人メイドさんがとても多いお国柄。割安で雇うことができるので、多くの家庭でメイドさんを雇っています。介護の担い手として期待されているのが、このメイドさんたちの力。家庭に高齢の要介護者がいてお世話を頼んでいる場合は、税金面で優遇があったり、雇っているメイドさんが介護技術の講習を受けた人なら、政府から補助金が出ることもあるんです。

こちらの地域も介護の人手は不足していて、外国人労働力に頼っているのが現実のようですね。

中国の介護事情

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世界随一の人口を誇る中国では、25年ほど前の日本をなぞる、または上回る形で、これから急激に高齢化が進むことが予想されています。

中国の介護制度の特徴は、家族による在宅での介護を柱にしていること。儒教が浸透している中国では、伝統的に「孝順父母」という考え方が根強く、年をとった親は子供が看るのが当たり前に思われています。単にそう思われているというだけではなくて、子供が親の世話を拒絶してはならない、もし世話をしなければお金を請求できるなど、法律できっちり決められているんです。

でも2015年まで行われていた一人っ子政策により、「4人の祖父母に一人っ子同士の父と母、そして1人の子」という家族構成が増えている中国。そうすると、将来的には6人の高齢者を1人の子が支えるという状況に。これでは、家族だけで介護ニーズをまかなうのはかなり難しそうですよね。

今はまだ未来に向けていろいろと試行錯誤している段階ですが、中国にとって高齢化問題で先を行く日本は、重要な参考例になっているのは間違いなさそうです。

世界に学び、よりよい介護に

世界を見回してみると、どの国も試行錯誤しながら高齢化と向き合っていることがよくわかります。人手の確保、介護職の待遇やステイタスの向上、費用の問題・・・難しい問題だけにメリット・デメリットはありますが、それぞれに何らかの答えを見つけ出しているようです。

日本の介護にそのまま当てはめることはできなくても、他の国がどうやっているのかを知ることで、問題を考えるヒントになればと思います。日本も高齢化問題では世界から注目される存在。ぜひよい例になって、歳をとっても幸せに暮らせるというモデルを示していけたらいいですね。

参考文献:
世界の介護保障(第2版) (増田 雅暢 編著)

 

引用 

ところ変われば品変わる?世界のおもしろ介護事情 | 介護がもっと楽しくなるサイト‐かいごGarden

 

子供やお年寄りに優しい国といえば、

北欧が有名ですが、やはり制度がしっかりとしていますね。

そして驚いたのが、中国の現状。

日本もどうにかしないといけないと思っていましたが、

中国もまた大変みたいです。

全ての国の人が穏やかな生活が送れる日が一日でも早く来るといいなと思います。

直井慶喜